活字と本づくりに関連する企画展を開催する小スペースです。
身の周りにある本や雑誌がどのような背景でつくられているか、そのノウハウはどのような場面に応用されているか、など、さまざまな切り口で本づくりのプロセスや技術を紹介します。
展示の内容は4カ月ごとに更新します。
企画展情報
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杜の小さな印刷工房 ―刷ったり押したり失敗したり―
会期:2022年11月10日(木)~2023年02月26日(日)
市谷の杜 本と活字館には、来館した人が印刷や本づくりを体験できる小さな印刷工房があります。本展では制作成果を例に、印刷工房で使える機械や道具を紹介します。印刷技術を組み合わせることによって、表現の可能性が大きく広がります。想像力をふくらませて新たなモノづくりの可能性を探ってみませんか。
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探検!雑誌づくり工場(中とじ編)
会期:2022年07月16日(土)~2022年10月30日(日)
「探検!雑誌づくり工場(中とじ編)」では、小学館のアウトドア雑誌『BE-PAL』2022年7月号を取り上げて、工場で行われている作業を、写真と動画でわかりやすく解説します。印刷に使う紙やインキなども展示します。
夏休みの自由研究の課題としても役立つこと間違いなし。いざ、雑誌づくり工場の探検へ! -
100年くらい前の本づくり
会期:2022年03月10日(木)~2022年07月10日(日)
明治初期、印刷・製本も海外から新しい技術が流入してきました。本の形は和本から洋装本へと大きく変化します。本展では、黎明期の洋装本から製本が機械化する昭和初期までの本を展示し、日本に洋装本が定着していった過程をご紹介します。
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秀英体111 秀英体ってどんな形?
会期:2021年11月11日(木)~2022年02月27日(日)
文字について、文字の形について、考えてみたこと、ありますか?
ほとんどの人がおそらく無意識に眺めている文字にもいろいろな顔があります。それが書体です。「秀英体」は大日本印刷のオリジナル書体です。バリエーション豊かな秀英体の中から、本展では本文用の「秀英明朝」と見出し用の「初号明朝」の形に注目します。