活字と本づくりに関連する企画展を開催する小スペースです。
身の周りにある本や雑誌がどのような背景でつくられているか、そのノウハウはどのような場面に応用されているか、など、さまざまな切り口で本づくりのプロセスや技術を紹介します。
展示の内容は4カ月ごとに更新します。
企画展情報
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ようこそ魅惑の書籍用紙の世界
会期:2024年10月19日(土)~2025年02月16日(日)
ぱっと見ただけでは同じ白い紙のように感じても、それぞれの個性に着目して比べてみると、さまざまな違いが浮かび上がってくる書籍用紙。実はとっても奥深くて魅惑的なその世界を、触って、持って帰って、じっくり向き合いながら堪能いただける企画展です。
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発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)
会期:2024年06月08日(土)~2024年10月14日(月)
山と溪谷社の登山専門総合誌『山と溪谷』ができるまでに密着した、工場見学のような企画展です。様々な雑誌の製造工程の中から「印刷」と「製本」にフォーカス!子どもから大人まで楽しく雑誌づくりが学べます。
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活字の種を作った人々
会期:2023年11月03日(金)~2024年06月02日(日)
活字のおおもとの型を「種字」と呼び、その種字を彫る職人がいました。それが種字彫刻師です。本展では辛うじて名前の残っている種字彫刻師たちの足跡をたどります。
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宇野亞喜良 万華鏡印刷花絮 Aquirax Uno Kaleidoscope -Behind the Scene-(後期)
会期:2023年06月28日(水)~2023年10月29日(日)
宇野亞喜良氏は日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナー。宇野氏の俳句と少女をテーマにした原画を題材に、雑誌『デザインのひきだし』(グラフィック社)編集長の津田淳子氏が22作品の特殊印刷設計に挑み、新たな宇野作品を生み出しました。本展では、特殊印刷設計から生み出された作品の制作過程にフォーカスします。完成に向けてどのように試行錯誤を重ねたか、その舞台裏を「印刷花絮(かじょ)(こぼれ話、裏話)」と題し、前期・後期に分けてご紹介します。