イベント詳細
このイベントは終了しました
2022
05/04(水)
14:00-16:00
ワークショップ
大日本タイポ組合と秀英体オリジナルグラフィックを作ろう
開催済
「秀英体111」展のグラフィックデザインを担当した大日本タイポ組合の秀親さん・塚田哲也さんのおふたりと一緒に、展覧会のメインビジュアルのデザインプロセスを参加者の皆さんにも体験いただきます。 「デザインには詳しくないんだけど……」と不安になる必要はありません。大日本タイポ組合のおふたりと一緒に手を動かすワークショップですので、どなたでもご参加いただけます!
イベント内容
イベント名:大日本タイポ組合と秀英体オリジナルグラフィックを作ろう
開催日:2022年5月4日(水)
開催時間:14:00-16:00
参加費:
500円
定員:4名
※ワークショップにご予約のお客様は、館内もご見学いただけます(別途来館予約は不要です)。
2021年11月11日~2022年2月27日まで開催していた企画展「秀英体111 秀英体ってどんな形?」の関連イベントです(当初、会期中に開催を予定しておりましたが、東京都へのまん延防止等重点措置を受けての感染拡大防止のため、イベントの開催を5月に延期いたしました)。
「秀英体111」展のグラフィックデザインを担当した大日本タイポ組合の秀親さん・塚田哲也さんのおふたりと一緒に、展覧会のメインビジュアルのデザインプロセスを参加者の皆さんにも体験いただきます。秀英体111展のメインビジュアルは、走る人のような、虫のような、ちょっとキモかわいい生き物ですが、よく見ると、「しゅうえいたい」の7文字を組み合わせ、その線から生まれた秀英体でしか生み出せない線で構成されています。
数多くのバリエーションを持つ秀英体の中でも、書籍や雑誌の本文用として開発された書体「秀英明朝」を使用し、書体や印刷にちなんだ単語を秀英明朝の形で組み合わせることで、何か見たことがあるような、ないような、ご自身だけの独特の形を探します。作成した成果物は、額に入れてお持ち帰りいただけます。
「デザインには詳しくないんだけど……」と不安になる必要はありません。大日本タイポ組合のおふたりと一緒に手を動かすワークショップですので、どなたでもご参加いただけます!
文字とモジモジして29年、数多くのタイポグラフィ関連のデザインを手がけた、大日本タイポ組合のデザインプロセスに迫るワークショップです。ぜひご参加ください!
ワークショップ内容
全体で約120分のワークショップです。
- 大日本タイポ組合のお仕事紹介、秀英体111展メインビジュアルのデザインプロセスについて
- 作成することばの決定
- 決定したことばに従って秀英明朝の文字を切り出したアクリルプレートを配置して独特の形をさぐる
- 台紙にアクリルプレートを貼りつける
- カラーの紙をカットして内側の色を決定する
- 額装して完成
- 大日本タイポ組合と参加者で発表会
▲アクリルでできた秀英体の文字を組み合わせて、独特の形を探っていきます。これは翼を広げた何かに、見えるような……。
▲形が決まったら、色を選んでいきます。カラートレーシングペーパーを重ねて、新しい色も作れます。
▲作品ができあがったら、大日本タイポ組合のおふたりも交えて、それぞれの形を発表しあいます。
集合場所
2階受付カウンター ※参加費のお支払いも2階受付カウンターで承ります
ご留意点
- ご予約は先着順です。
- 開始10分前までにご来館ください(ワークショップ開始前にご来館の受付、お支払いなどがございます)。
- 当ワークショップでは、ハサミ、のり・両面テープなどを使用します。小学生以上のご参加をおすすめいたします。
- お子様が参加する際には、保護者の方のお手伝いをお願いしております。
- 本イベントでは、イベント内容の撮影を行う予定です。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解頂いた上で、ご参加をお願い致します。
- 天候や新型コロナウイルス感染症の状況によっては、ワークショップの開催を中止させていただく場合があります。
講師プロフィール
大日本タイポ組合
秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。日本語やアルファベットなどの文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。
近年の個展に、2019 「文ッ字」(町田市民文学館ことばらんど)、2015 「字字字」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)など。近年の著作に、2020『かな?』(偕成社)、2017『なんでももじもじ』(こどものとも 2018年1月号/福音館)などがある。
https://dainippon.type.org/