イベント詳細

2026

08/08(土)

14:00-16:00

イベント

トークイベント「帰ってきた!活字の種をつくった人々」

受付終了

2024年に開催した企画展「活字の種を作った人々」が本になりました! 刊行記念イベントとして、8/8(土)に、著者の雪朱里さん(展示では企画協力)と展示企画担当のふたりで、書籍化のビハインドや、種字を彫った彫刻師エピソードをご紹介してまいります。

イベント内容

イベント名:トークイベント「帰ってきた!活字の種をつくった人々」
開催日:2026年8月8日(土)
開催時間:14:00-16:00
参加費: 500円
定員:15名

2024年に開催した企画展「活字の種を作った人々」が本になりました!

『活字の種をつくった人々』(水鈴社刊)刊行記念イベントとして、8/8(土)に、著者の雪朱里さん(展示では企画協力)と展示企画担当のふたりで、書籍化のビハインドと、あらためて種字彫刻師についてお話していきます。

マッチ棒より細い木や地金の先端に、原寸・逆向きに複雑な文字を彫ることのできる種字彫刻師は、印刷の歴史の中でなくてはならない存在でした。しかしながら、彫刻師の名前や、誰がどんな書体を彫ったかについて、あまり多くは資料が残っていません。本書では種字彫刻師について、数少ない資料をひもときながら、ひとりずつご紹介しています。

そして本書は、「ぜひこの種字彫刻師について、本に残したい」と雪さんが情熱を注いで、ついに一冊にまとまりました。

わたしたちの身近にある書体を生み出してきた種字彫刻師について、本書をきっかけに、あらためて多くの皆さんに知っていただきたいです。

※当日は2階購買にて、雪さんのサイン本を販売いたします(サイン本はご来館のお客様どなたでも購入可能です)。

ぜひお付き合いください!

 

市谷の杜 本と活字館 YouTubeチャンネルでライブ配信いたします。

配信URL:https://youtube.com/live/O7qTc6FrdWE

出演:雪朱里、佐々木愛(大日本印刷/市谷の杜 本と活字館)

集合場所

2階制作室 ※10分前までにはご来館ください

ご留意点

  • 遅刻またはキャンセルの場合は必ずご連絡ください。
  • 参加費のお支払いが事前にあるため、開始10分前にはご来館ください。
  • ご予約は先着順です。
  • 終了時間はイベント状況に応じて延長の可能性があります(最大16:00まで)。
  • 本イベントにお申込みのお客様には、1階喫茶で1ドリンクサービスがございます(当日限り)。トークイベントの前後に、ぜひお召し上がりください。
  • 本イベントでは、イベント内容の撮影を行う予定です。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解頂いた上で、ご参加をお願い致します。
  • 天候などの状況によっては、イベントの開催を中止させていただく場合があります。

出演者プロフィール

雪朱里(ゆき あかり)
著述業。1971年生まれ。印刷会社、ビジネス系専門誌編集長を経て、2000年よりフリーランス。文字、デザイン、印刷、手仕事などの分野で取材執筆活動を行う。文字・書体に関する著作多数。2011年より『デザインのひきだし』誌レギュラー編集者もつとめる。

活字の種をつくった人々
わずか2ミリの活字のもと “種字” を手彫りした彫刻師たち

雪朱里 著 水鈴社 刊

定価: 3,520円(本体 3,200円+税10%)

私たちの身のまわりにある本や雑誌、新聞。そこに並ぶひとつひとつの文字は、40年ぐらい前までは、おもに活版印刷で刷られていました。活版印刷とは、ハンコのような鉛の活字を組み合わせて、機械で印刷する方法です。ひとつひとつの文字は、1本1本の鉛活字を並べることで刷られていましたが、その鉛活字のおおもとの型を、かつて人が手で彫っていたことを知っていますか?――活字とおなじ大きさ、デザイン、鏡文字で。

文章のなかには、おなじ文字が何度も登場します。このため、たとえば1冊の本をつくるために、「あ」なら「あ」の鉛活字を何十本も用意しておかなくてはなりません。場合によっては何百本、何千本も。「母型(ぼけい)」というひとつの型から量産するのですが、そのためには必ずだれかがその「母型」のおおもととなる型=「種字(たねじ)」をつくる必要がありました。描いたり、写したりするのではありません。木や鉛合金でできたマッチ棒ぐらいの小さな細い軸に、人の手で「彫って」つくられたのです。

原寸大ですから、本文用でもわずか2、3ミリ角の大きさです。そのサイズに彫刻刀で、それも鏡文字で彫って、明朝体やゴシック体、楷書体など、いろいろなデザインの種字がつくられ、活字のもと=種になった。にわかには信じられないような話ですが、明治から昭和にかけて、実際におこなわれてきたことなのです。この種字を彫る職人のことを、「種字彫刻師」といいました。

はたして、「種字彫刻師」の仕事とは、どのようなものだったのでしょうか。そして「種字彫刻師」とは、どんな人たちだったのでしょうか。本書では、いま、私たちの身のまわりにあるスマートフォンやパソコン、本、雑誌、新聞などのなかに、当たり前のように表示され、印刷されている文字。そんな文字――フォントの源流といえる文字を彫っていた「種字彫刻師」の人と仕事を、わずかに残された資料や実物からひもときます。

 

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