イベント詳細
2025
04/12(土)
11:00-12:00
イベント
スタッフとまわる建築ツアー
受付終了
1926年(大正15年)に建てられた当館建築は、90年以上の時を経て、竣工当時の姿に修復・復元しました。建築様式や内装について、館内をスタッフが解説しながらご案内します。
イベント内容
イベント名:スタッフとまわる建築ツアー
開催日:2025年4月12日(土)
開催時間:11:00-12:00
参加費:
無料
定員:4名
ツアー概要
1926年(大正15年)に建てられた当館の建築様式や内装について、スタッフの説明を聞きながら館を中から・外から見学するツアーです。
直線的な意匠の外観や、庇の金具や梁に残る装飾、竣工当時のタイル、小さな砂利が表情をつける外壁の仕上げ……。クラシックな建物が持つ魅力を、一緒に発見していきましょう。
建築に興味がある方、当館をより深く知りたい方におすすめです。ぜひカメラをお忘れなく!
復元した「時計台」について
市谷の杜 本と活字館は2020年に開館しましたが、実は当館の建築はおよそ1世紀前、1926年に建てられたものです。もともとは、大日本印刷の前身の1社である秀英舎の印刷工場の営業所棟で、社員や近隣にお住いの方々からは「時計台」と愛されてきた建物でした(かわいい時計塔があります!)。
工場の玄関口として実際に利用されていたため、増築や改装が繰り返されていましたが、1926年竣工当時の姿に修復・復元しています。古い建物の躯体を残すために、鉄筋コンクリート造のこの建物を「曳家」で動かし、当時のわずかな設計書や写真などから実際の施工方法を調査・分析しました。
詳しくは 建築の復元 のページをご覧ください。
▲当時の資料にわずかに残っていたキーワード「洗出し人造石錆色塗り」を徹底的に調査して仕上げた外壁は、塗り込まれた砂利が顔をのぞかせている仕上げ方法です
集合場所
1階案内所前 ※開始10分前にはご来館ください。
ご留意点
- 安全に参加いただくため、スタッフの指示に従っていただくようお願いいたします。
- どなた様でもご参加いただけますが、中学生以上を対象とした内容となっておりますので予めご了承ください。
- 館内や中庭、周辺の緑地を歩きながらのツアーとなります。階段の上り下りもあるため、介助が必要なお客様は、ご来館時にスタッフにお知らせください。
- 天候によってはツアー内容を一部変更する可能性がございます。予めご了承ください。
- ご連絡のないまま15分以上遅刻された場合はキャンセル扱いとさせていただきます。
- 本イベントでは、記録のためイベント内容の撮影を行う予定です。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解頂いた上で、ご参加をお願い致します。