イベント詳細
このイベントは終了しました
2024
05/30(木)
17:00-18:30
イベント
トークイベント「種字を彫った人々 職人さん列伝」
開催済
市谷の杜 本と活字館では、企画展「活字の種を作った人々」関連イベントとして、5/30(木)は、企画協力の雪朱里さんと展示企画担当のふたりで、種字彫刻師それぞれのエピソードを紹介していきます。※当日は、閉館を延長して20:00閉館といたします。
イベント内容
イベント名:トークイベント「種字を彫った人々 職人さん列伝」
開催日:2024年5月30日(木)
開催時間:17:00-18:30
参加費:
500円
定員:15名
※当日は、閉館を延長して20:00閉館(喫茶ラストオーダー19:30)といたします。トーク終了後も企画展をご覧いただけます。
市谷の杜 本と活字館では、企画展「活字の種を作った人々」関連イベントとして、5/30(木)の夕方に、企画協力の雪朱里さんと展示企画担当のふたりで、種字を彫った彫刻師エピソードをご紹介してまいります。
11月にスタートして以来、多くのお客様にご来場いただいている企画展「活字の種を作った人々」ですが、種字彫刻師を知らなかった方も、彫刻した種字を目にして「こんなすごい職人がいたなんて!」と驚きの声をいただいております。
種字彫刻師についての記録はわずかしか残っていないと言いつつも、実は、限られた展示スペースには入りきらなかったエピソードがいろいろあります。企画展ツアーでは、そのあたりも少しずつお話してきましたが、あらためて、雪さんと一緒に職人さんについて少しずつご紹介していきたいと思います。
マッチ棒より細い木や地金の先端に、原寸・逆向きに複雑な文字を彫ることのできる種字彫刻師は、印刷の歴史の中でなくてはならない存在でした。
会期終了間際ですが、ぜひお付き合いください!
市谷の杜 本と活字館 YouTubeチャンネルでライブ配信いたします。
配信URL:https://youtube.com/live/zGsXJXvUBYA
出演:雪朱里、佐々木愛(大日本印刷/市谷の杜 本と活字館)
集合場所
2階制作室 ※10分前までにはご来館ください
ご留意点
- ご予約は先着順です。
- 終了時間はイベント状況に応じて延長の可能性があります(最大19:00まで)。
- 本イベントにお申込みのお客様には、1階喫茶で1ドリンクサービスがございます(当日限り)。トークイベントの前後に、ぜひお召し上がりください。
- 当日は、閉館を延長して20:00閉館(喫茶ラストオーダー19:30)といたします。トークイベントをご予約の方は、トーク終了後も企画展をご覧いただけます。
- 本イベントでは、イベント内容の撮影を行う予定です。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解頂いた上で、ご参加をお願い致します。
- 天候などの状況によっては、イベントの開催を中止させていただく場合があります。
出演者プロフィール
雪朱里(ゆき あかり)
著述業。1971年生まれ。写植からDTPへの移行期に印刷会社に在籍後、ビジネス系専門誌の編集長を経て、2000年よりフリーランス。文字、デザイン、印刷、手仕事などの分野で取材執筆活動をおこなう。2011年より『デザインのひきだし』誌レギュラー編集者もつとめる。
活字地金彫刻師・清水金之助 かつて活字は人の手によって彫られていた
雪朱里 著
税別1,200円(電子書籍)
活字のもととなる種字を、原寸・左右逆字で手彫りする超絶技巧。日本の活字史を支えた職人の記録。
活字地金彫刻師・清水金之助の半生の記録。活字地金彫(種字彫刻)とは、活版印刷で使われる活字のもととなる母型(凹型)を作るための、さらにもととなる種字を、鉛と錫の合金である活字材に原寸・左右逆字でじかに凸刻していく技術のこと。清水は、わずか数mm四方の小さな活字材に、下書きもなくまたたく間に美しい文字を彫り上げ、その文字は新聞や書籍に使用された。彼はいかにしてその神業を身につけたのか? 魅力的な語り口をそのままに、聞き書きをまとめた一冊。
本書は電子書籍ストアでお買い求めいただけます:
honto、Amazon、理想書店、BookLive、紀伊國屋書店、楽天ブックス、Apple Books、Reader Store、auブックパス