イベント詳細

このイベントは終了しました

2024

01/20(土)

14:00-15:30

セミナー

活字の種を作った人々セミナー①岡田一祐「なんで種字を彫ってたの?」

開催済

市谷の杜 本と活字館では、1/20(土)に、企画展「活字の種を作った人々」関連イベントとして、岡田一祐さんに種字彫刻師たちが活躍した明治・大正・昭和初期の印刷史をお話いただきます。

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イベント内容

イベント名:活字の種を作った人々セミナー①岡田一祐「なんで種字を彫ってたの?」
開催日:2024年1月20日(土)
開催時間:14:00-15:30
参加費: 500円
定員:15名

市谷の杜 本と活字館では、企画展「活字の種を作った人々」関連イベントとして、展示の背景をより理解できるセミナーを開催いたします。

1/20(土)は、岡田一祐さんに種字彫刻師たちが活躍した明治・大正・昭和初期の印刷史をお話いただきます。

鉛活字を使い、印刷機を使って大量の印刷物を製造する活版印刷技術は、幕末に日本に入り、徐々に産業として定着していきます。本展で紹介している種字や種字から母型を作っていく技術(電胎法)は、それまで日本で主流だった木版印刷では使われておらず、つまり種字彫刻師も、日本での活版印刷普及とともに生まれた新しい職業でした。

幕末から昭和初期にかけて、種字彫刻師たちが活躍した時代、印刷がどのように変化していたのかを知ることで、本展をより一層楽しめること間違いなしです。

ぜひお付き合いください!

 

市谷の杜 本と活字館 YouTubeチャンネルでライブ配信いたします。

配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=4SUbL4Su-bE

出演:岡田一祐(慶應義塾大学 文学部 准教授)

集合場所

2階制作室 ※10分前までにはご来館ください

ご留意点

  • ご予約は先着順です。
  • 終了時間はイベント状況に応じて延長の可能性があります(最大16:00まで)。
  • 本イベントにお申込みのお客様には、1階喫茶で1ドリンクサービスがございます(当日限り)。トークイベントの前後に、ぜひお召し上がりください。
  • 本イベントでは、イベント内容の撮影を行う予定です。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解頂いた上で、ご参加をお願い致します。
  • 天候などの状況によっては、イベントの開催を中止させていただく場合があります。

出演者プロフィール

岡田一祐(おかだ かずひろ)

慶應義塾大学文学部 准教授。日本語学・デジタル人文学専攻。1987年生まれ。博士(文学、北海道大学)。19世紀の日本語の文字・表記の変化を中心に研究を行っている。著書に『ネット文化研究資源の読み方・作り方』(文学通信、2019年)、『近代平仮名体系の成立』(文学通信、2021年)、『「いろは」の十九世紀』(平凡社、2022年)。

「いろは」の19世紀
岡田一祐  著

定価1,100円(本体 1,000円+税)、A5判、108ページ
ISBN 9784582364668

19世紀を覗き込むと日本の文字がどう変化したか見えてくる——。
変化の中心にあったのは「いろは」だった。
文字が読み書きできることの意味が変質するなかで、
現代の文字はどのようにできあがったのかを探る一冊。

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