イベント詳細
2025
04/29(火)
14:00-16:00
イベント
本日開催
DICグラフィックス×企画展「FANTASTIC!プロセスインキ」特別勉強会 印刷の色再現を学ぼう!
受付終了
企画展で協力いただいた、印刷インキメーカー・DICグラフィックス株式会社より色の専門家をお招きし、専用ソフト「DIC COLORCLOUDⓇ」を使って印刷物の色再現を解説いただくワークショップです。お客様が持参した印刷物の色を測定したあと、様々な角度から専門家が解説します。デザインや印刷のお仕事をしている方におすすめです。
イベント内容
イベント名:DICグラフィックス×企画展「FANTASTIC!プロセスインキ」特別勉強会 印刷の色再現を学ぼう!
開催日:2025年4月29日(火)
開催時間:14:00-16:00
参加費:
500円
定員:6名
印刷の色再現について
自分でイラストやグラフィックを印刷してみると「あれ、画面で見た色となんだかちょっと違う……」と思ったことはありませんか? 画面では透明感のある鮮やかな色合いほど、印刷するとちょっとくすんだ感じになってしまうことも。
実はこれ、モニター上でのRGBの色を表現できる範囲より、CMYKで再現する印刷のほうが色の範囲が狭いため起こることなんです。
そこをカバーするために、CMYKのプロセスカラーで印刷するだけではなく、「特色(スポットカラー)」のインキを使用することがあります。また、印刷手法でも異なるため、オフセット印刷と、パッケージなどで使われるグラビア印刷でも、色の範囲が異なります。
当ワークショップでは、実物の印刷物をお持ち込みいただき、その色を測定します。
色の専門家と一緒に、印刷の色再現を学んでいきましょう!
ワークショップの流れ
- 色・インキについて(DICグラフィックスの色の専門家より) 約30分
- 専用ソフト「DIC COLORCLOUDⓇ」の説明・実演 約30分
- お持ちいただいた印刷物を測定・色再現の解説 約40分
- 質疑応答・まとめ 約20分
お持ちいただいた印刷物について、専門的な視点から解説します
※写真はイメージです
色域測定のイメージ
CMYKの4色印刷の色域で再現できない色は色域の外に表示されますが(左図)、特色印刷の色域では内側に表示されます。(右図)
当日の持ち物
解説してほしい印刷物(雑誌書籍、包装紙、パッケージなど、印刷が施されたもの) 1点
※人形など凹凸のある立体物や、ほとんど印刷部分が無いものは正しく測定できない可能性があります。
※印刷物としてアルミ缶等金属製品をお持ちいただく場合は、白いインキの上に印刷されているものをご持参ください。
素材に直接印刷されているものは測定不可となります。
対象年齢
どなたでもご参加いただけます。
デザインや印刷の勉強・お仕事をしている方におすすめです。
ご留意点
- 参加費のお支払いが事前にあるため、開始10分前にはご来館ください。
- ご連絡のないまま15分以上遅刻された場合、はキャンセルとさせていただきます。
- 安全に体験いただくため、スタッフの指示に従っていただくようお願いいたします。
- 本イベントでは、記録のためイベント内容の撮影を行うことがあります。これらの撮影物(写真・動画等)は、 当館ウェブサイトやSNS、各種印刷物等に使用・掲載させていただくことがございます。撮影にご理解いただいた上で、ご参加をお願い致します。
- 諸般の事情により、イベントの開催内容を変更もしくは、中止させていただく場合があります。予めご了承ください。
- 写真は試作段階のデザインのため、変更になる場合があります。
企画・監修
100年以上の歴史を持つ、世界最大のインキメーカー。印刷インキ以外にも、顔料、樹脂、その他機能性材料などを製造・販売している。